堀江北幼稚園で「食育×防災」の保護者向け研修会を行いました

cotocoto

2026年9月18日、堀江北幼稚園さんで、保護者の皆さまを対象に「食育×防災」をテーマとした研修会を担当させていただきました。

講師は、株式会社cotocoto代表・管理栄養士の元木美咲です。

 

今回大切にしたのは、

「防災のために特別なことをする」のではなく、いつもの食事の延長に防災を取り入れること。」

防災というと、防災食をたくさん買ったり、防災リュックを完璧に準備したりと、少しハードルが高く感じることもあります。

でも、毎日の食事の中にも、家庭でできる備えはたくさんあります。

朝ごはんから考える、毎日の食育

研修では、まず「朝ごはん」について一緒に考えました。

食べることは、子どもたちが毎日元気に過ごすための土台です。

赤・黄・緑の食品のお話をしながら、

「明日の朝ごはんには何を食べよう?」

と、親子で考える時間も取り入れました。

大人がすべて準備するだけではなく、子ども自身が食べるものを選んだり、考えたりすることも大切な食育のひとつです。

「いつもの食事」と「もしもの備え」をつなげる

そして後半は、防災について。

特別な非常食だけを用意するのではなく、普段から食べているものを少し多めに置いておき、食べたらまた買い足す「ローリングストック」についてお話ししました。

たとえば、常温で保存できる食品。

いつもの食事に使えるものを備えておけば、普段の暮らしの中で無理なく防災を続けることができます。

防災リュックについても、「準備したら終わり」ではなく、子どもの成長や家族の状況に合わせて、ときどき中身を確認していくことが大切です。

防災食は「実際に食べてみる」

研修の最後には、アルファ化米と防災カレーを実際に試食していただきました。

試食を始めてみると、子どもたちは思っていた以上によく食べてくれました。

ちょうどお腹が空いている時間だったのかもしれませんし、熱すぎず食べやすかったこともあったのかもしれません。

それでも、実際に子どもたちがパクパク食べる姿を見て、改めて感じたのが、

「備えておくだけではなく、一度食べてみること」の大切さです。

防災食は、用意しているだけでは分からないことがあります。

味はどうか。

自分や家族の口に合うか。

子どもが食べられそうか。

量や食べやすさはどうか。

災害が起こり、不安な状況になってから初めて食べるのではなく、何もないときに一度食べてみる。

特別に「防災の日だから」と構えなくても、休日のお昼や、ちょっとした機会に家族で試してみるだけでも十分だと思います。

もし「これは子どもには食べにくそうだな」「別の味の方が好きそうだな」と分かれば、その家庭に合うものを備え直すこともできます。

自分たちが実際に食べられるものを備えておくこと。

それも、とても大切な防災のひとつです。

完璧な防災より、「まずひとつ」

今回の研修でお伝えしたかったのは、

全部を完璧に準備しなくてもいいということ。

「帰ったら防災リュックを見てみよう」

「水を少し多めに買っておこう」

「家にある常温食品を確認してみよう」

「防災食を子どもと食べてみよう」

そんなふうに、それぞれの家庭で「まずひとつ」行動につながればと思っています。

cotocotoでは、食育と防災を別々のものとして考えるのではなく、日々の「食べること」から、子どもたちと家族の未来を守る方法を一緒に考えていきたいと思っています。

堀江北幼稚園の皆さま、このたびは貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

食育・防災に関する講演・研修のご相談について

株式会社cotocotoでは、管理栄養士の専門性と、日々子どもたちや保護者の皆さまと関わっている経験を生かし、

・幼稚園、保育園、学校等での食育講座
・保護者向け食育研修
・親子で学ぶ防災食講座
・企業、行政、地域団体での食育・防災に関する講演

などのご相談を承っています。

対象となる方や開催時間、ご希望のテーマに合わせて内容をご提案します。

講演・研修をご検討の方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。