教室で感じたこと

cotocoto代表もときみさきです😌

今日は少し長いブログを書きます。

教室の歴史を感じられる出来事が多々ありましたのでこちらにも記録します☺️

cotocotoの歴史

弊社は、現在クッキング教室と離乳食・偏食相談の継続さんが毎月100組ほど教室に来ていただいております🙇‍♀️

まー思い返せば、約4年前の2018年、次男が1歳になったタイミングで開業いたしました。

2017年は、次男と共におんぶ紐をしながらクッキング教室や相談業務を手探り状態でさせていただいておりました。

その都度クッキング教室を募集していたのと、場所がなかったので自宅アパートやデポーさんいえにわ工房さんをお借りしておこなっておりました。

目が飛び出ているぐらい必死でプレおやこクッキングをしてるみさき先生

↑この写真はプレおやこクッキングの構想段階でプレのプレをした時です。

 

そこから2020年、徳島市山城町のアパートをお借りして継続教室が始まります。

継続クラスにした理由は、月1回のクッキングでも毎月毎月こども達や親御さんの成長が見られたからです。

私が目指す食育ってなんだろう?と2020年は経営理念を作った年でもありました。

 

理念は「食であなたのそばに WAKUWAKUを」

 

寄り添う、向き合い、分かち合う

 

その精神が自分を母として強くさせてくれたので、寄り添ってくれることの嬉しさや有り難さを食育&クッキング教室の中でどう伝えていこうかと考えて、向き合い、分かち合うことを私は重要視しているんだなと感じました。

実際、山城教室ではさぁ始まるぞとお披露目会を計画してた頃に緊急事態宣言でした。

なので4月5月は完全オンライン。初回からオンラインというやったこともない状況にあたふたし、新しい生徒さんが私の説明不足で辞退されることもありました。

離乳食教室cotoキッチンもそこから本格的に始まりましたし、たくさんのママからのご意見もいただき、私も試行錯誤しながら今があります。

離乳食や偏食相談では悩まれている親御さんの気持ちに寄り添えているか?はいつも自問自答しているところではあります。

保育園栄養士や小学校栄養士、また今まで見てきた子どもたちはどれぐらいだろう???

でも私がワクワクすることを考えた時は、一過性のアドバイスではなく、継続的なサポートの方が子どもや親御さんのためにも良いなと判断しました。

少しずつ距離を縮めていって子どもたちとの信頼関係を築いていきます♪

↑最初は誰?🥺って感じで私のことを見る子が多いのですが、毎月毎月美味しい食べ物作ってる人と認識されると一気に距離が縮まります笑

cotoキッチンは現在、私一人なので毎月こちらは12組限定にさせてもらってますが、ありがたいことに定員を超えるお問合せをいただくことに感謝と、自分以外の講師を育てることも早急にやらないといけない課題でもあります。

離乳食・偏食相談ができる栄養士・管理栄養士さんを育成していますのでお問合せください☺️

(栄養士さん以外の方でも熱意があれば大丈夫です!)

お問合せはこちら

 

クッキング教室はというと、2020年の秋ぐらいかな?かな先生がお手伝いから始まり、もうプロの講師として私以上にクッキング教室のことを任せられるようになりました。

毎回毎回のフィードバックをきちんとしてくれたので成長の幅がすごいかな先生です。

専業主婦から右も左もわからない中、代表も実際右も左もわからない状態なのによく着いてきてくれたなと心の底から思っています。

自分一人では決して今の教室運営はできなかったと思ってます。

そして、今年度からは教室数も増えることもあり、大学生アルバイトを起用するようになります。

現在、大学生アルバイトは3名です。

大学生アルバイト紹介

ここで、大学生アルバイトの紹介です。

四国大学生活科学部管理栄養士養成課程2年 なつみちゃん

なつみちゃんは、私の後輩でアルバイト募集をしてすぐに返事が返ってきた学生さん。

レスポンスがはやいのはすごいな〜と思ってて、私見習いたいところです🥺💦

管理栄養士と栄養教諭になるために、今頑張ってます!

私も学生の頃、栄養教諭になりたかったので本当意欲のある子を応援したいですし、アイデア力もあって、子ども達のためにいろんなことを実践してくれて、生徒さんからしたら頼れるお姉さんではないでしょうか?

四国大学生活科学部管理栄養士養成課程3年 かいとくん

かいとくんも私の後輩にあたります。かいとくんはサワーズスポーツクラブ代表のケイタさんからご紹介していただいた方です。

子ども心をちゃんともってて、子ども達との距離の縮め方も若いですね〜!

私にはようせん笑というか、かいとくんだから出来ていやらしさがないんだと思いますね☺️

両手首骨折して、今から手術するんで今週の教室いけないです🥺

って電話かかってきた時は、そんな緊急な事態の時に、教室のことを考えてくれるかいとくんに感謝の気持ちを持ちましたね笑😄

徳島大学医学部栄養学科4年 大ちゃん

大ちゃんはアルバイト募集をする前から、地域栄養をしたい大学生がいるよとSNSで見てなんかピンときたんで会って話しを聞いてた学生さんでした。

すでに、いろんなことを動き出してる学生さんであり、私の学生時代を思い出すと、バイトしてお金貯めて、旅行やカラオケ、パーティする。。みたいな人生でしたけど、(ちゃんと単位はとってましたよ😀笑 勉強もまぁ頑張ってましたよ笑)

来年国家試験を受けるんで、管理栄養士として更なる飛躍を期待している学生さんの一人です☺️

 

 

学生でアルバイトというと、責任は問われないような補助業務とかをイメージされることが多いかもしれませんが、うちはメイン講師としてお願いしてもらってます。(サブに私かスタッフがいます)

 

これは、学生さんだから出来ない。なんてまず思っていないからです。

 

教室をしてきて子どもたちを見ていると、すごく面白いんです。

 

子どもだからこれが出来ない、出来るはずがない、無理がある。

↑私も我が子には言ってしまいがちなんですが、これって全部他人が決めつけてる発言ですよね。

 

決めつけられちゃうとそのような環境になりやすいですし、まず挑戦もまずさせてもらえないですよね。

私は、大人のこり固まった考えを崩していく作業がどれだけ大事か?を教室をする度に感じています。

なので、当然アルバイトでお願いしている大学生も、子どもに関わりたい、食を伝えたいと思ってきてくれている子ばかりなので、尊重して、そして自ら真剣に考えられる環境を作っていくこと自分ができることだなと思いました。

 

食育は子どもだけのものではないし、生きて行く上で大切なことをたくさん学ばせてくれる人生の土台づくりだと思っています。

子どもクッキングの醍醐味って、大人が子どもの成長を見て、考えることだと思うんですよね。

親は、習ってきなよー。ではなく、親も学べるんですよね。それが本当好きなんですよね〜、やってて。

 

あと人生においての土台って一生涯、固めて損はないんですよね〜。

だって、人生いいこともあるけどめちゃくちゃしんどい時だってあるじゃないですか?😇

そんないい時もしんどい時も、土台がしっかりしてたら、人生なんとか生きていけると思ってるんですよね〜。脳科学もうちがしてるクッキング教室いい!ってだれか言ってくれないかしら??笑

 

脳科学者の茂木健一さんの動画を観ることが好きなんですが、

仕事が出来る定義とは?という問いに対して

最低条件として、チームで仕事がデキること

それって結局、個性をどう活かして響き合わせるか?ということ。

自分の個性と向き合って、他人の個性をどう活かせるか?ということ。

 

というのを聞いて、私まさしくそれ実際教室でしてるわ!って思ったんです☺️

研修で講師には、強み診断をしてもらって、自分の個性と向き合ってもらいます。そして、個性を理解し、他人の個性も共有することをしてるんですが、それと共にさっき書いたうちには理念があるんです。

生徒さんに寄り添い、向き合い、分かち合う精神で学生さんもしっかり悩んでもらってますし、生徒さんもその親御さんも考えてもらうことで、それぞれのクラスがいい雰囲気になってるんだなと思ってたんですが、これって仕事がデキるに繋がるんだな〜っとアハ体験✨笑

子ども達は、将来仕事が出来るようにするためにクッキングをしに来てる訳では決してないんですが、

 

結局自分の個性を少しずつ理解して、そしてその個性をみんなが理解できる環境で、自信を少しずつ持っていくのが、これからの社会にとっても役に立つことなんだろうなと思ったんです。

 

クッキングされどクッキング

以前ストーリーズに自分が投稿したのが気持ちがたかぶっている時でして、こちらにも投稿しておきます🙇‍♀️

こども達の発想って本当に面白くて、多角的に見えるようにクッキングを進めています。

実は時間の都合上行程的に玉ねぎを先切ってもらいたかったんだけど、Kくんはしめじが先気になったんだよね

結局、しめじを切ってかから玉ねぎを切ることで全てKくんがクッキングしました❗️

おやこクッキングパパママに我慢が必要な教室かなと思っています。

アドバイスはしてもいいけど、子どもの気持ちや発言、行動を邪魔してはいけないのです。

そこが親の学びポイントです。

こどもクッキングプラスはレシピを見ずに完成写真と材料だけで、まずは想像してもらいました。

仮説を立てる。

仮説は間違えてもいいのです。(料理に間違いなんてないと思ってますが💦)

ここは発想力に繋がります。

でもさ、知識や経験が少ないからこそ疑問点や注目する箇所も違うので、子ども達の何気ない発想が私のレシピづくりのヒントになってるのは事実です。

結局、子ども達が楽しく食べてくれたらOKだと思ってますし☺️

食べなくてもその子の中で何か感じてくれたらOK笑

 

包丁を使うって集中力がかなり入りますよね☺️

小さい身体で、いくら小さい子ども用包丁を使ってても身体の筋肉はいろんなところに力が入って、めっちゃ疲れてます😂

もちろん、親も疲れます笑

でもこれが後に大きな力を発揮しますよ。

パパママと料理を一緒に作ったというのは五感で感じる記憶として、その子の人生に刻まれていくんですね〜。

次どうしたらいいと思う?

ですぐ答えられるクラスは相当レベルが高い。

ある程度、知識と経験がついてきたクラスかなと思いますね。

質問を変えてあげると、子ども達もスッと脳が働きますね。

 

👦次、バターどうするの?

👩食べるとか?笑

👦いや先生そんな訳ないで〜フライパン?

👩考えてるやん。

 

こんな感じで私の場合は、クラスやこどもにもよりますがジャブを打っていきます笑

他にも子どもたちそれぞれどうしたらその子が五感で感じ、表現、行動、発言できるか?を考えて、私自身も仮説を立て、実践して、修正を繰り返し繰り返ししていくのが、教室の面白いところでもあります☺️✨

 

食べない本当の理由

そして、ある生徒さんのお話をさせてください🙇‍♀️

※ママには許可を得てブログを書いております。

Kくんと出会ったのは約2年前?ぐらいかな?

初めは、特定の食材しか食べないので偏食個別サポートをご利用いただきました。

はじめましてのKくんは、この人誰??🥺と不安そうな顔だったのを今でも覚えています。

そして、この知らない女性(私のことね)が自分の食事についてなんや言うてるっていうのもあって、余計に「いらんこと言うな」と初期の頃は不信感しか抱かれてなかったように思います😂笑

サポート中は、パパもママも頑張ってくれて色々挑戦していただき、Kくんの不信感もだんだんと薄れていってすこ〜しずつ変わっていました。

そして、継続のクッキング教室もきていただくようになり今に至ります。

Kくんは今でも食べないこともありますが、この2年前と比べると比にならないぐらい成長している部分があるのです。

 

料理が好きです。そして、cotocotoが大好きです。

 

月1回の教室ですが、本当に毎月楽しみにしてくれて、今年度は特にこの1ヶ月、食べた食材をみさき先生に報告する!って言うのがKくんと私の楽しみになっています

そして、今年度Kくんには一度注意したことがあります。

教室の始めと終わりは挨拶をする。

教室が終わると集中力が切れてじゃれあうのはよくあることなのですが、Kくんのクラスは、長いお付き合いのメンバーばかりで私もよく知っているので、全員できると思ったのでこども達を信じたし、メリハリをつけることの大切さを今の時期に知ってほしいと思ったので言いました。

 

いつも優しい怒らないみさき先生(家では鬼嫁と言われそうですが😂)なんですが、そんな先生が注意をしたことはKくんの中で何か考えたのかな??

そこぐらいから集中力が増してきたように思います✨

どんどんお兄ちゃんになっていくKくんは、やはり私も信じてよかったと思いますし、Kくんの今を大事にしていきたいと思って接してるのでどんな反応であろうと歩み寄る姿勢は変わらないです。

私の性格上、嫌われるかな?っていうのは数%はいつも思ってます🥺

でもそれ以上にその子(スタッフにも言えることですが)のために私なりに考えたことを言うことは、その子の人生に嫌なことでも良いことでも何か影響してほしいと思っているからです。←この部分があつくるしい奴と言われる理由でしょうか笑

本当、行動するきっかけになったら良いなと思ってますね。

 

そんなKくんがある月に、メガネをかけて教室に参加していたのと、以前Kくんの目が気になってるとママが言ってたので、教室終わりにLINEでメガネのこと、Kくん自身がどう考えているのか?ママやパパもどうこれから付き合おうとしているのか?をお話しさせていただきました。

 

Kくんの視力ですが、重度の遠視(弱視)で、基本的に遠くも近くも見えにくいそうです。

お医者さん曰く、メガネをかけてもすぐに見えるようになる訳ではないと言われているので見えにくい状態かもしれない。(本人は見えやすくなったとは言ってますが、元々生まれてからずっと見えにくい世界が当たり前だったので)

本人は今のところメガネつけると見えやすいし、かっこ良いと言われることが嬉しいらしく、喜んでメガネをかけてくれています。

※ママのLINEより

 

この話を聞いた時に、最初に偏食相談の時点では目が見えにくいことを知らない状態だったので、思い返せば、Kくんは視界は生まれてからそんなものと思っていたのかもしれないけど、食事となったら口に入れる行為は、かなり勇気のいることだっただろうな〜と思いました。

だから、食べられる食材も少ないのは、納得でしたし、私が初回、Kくんの家に行って、ママとカウンセリングして話を聞いてて警戒心と恐怖心しかないのはほりゃそうじゃわな〜と共感。

 

そして、クッキング教室にも通ってくれるようになってKくんが興味を持ったのは、いちごジャムのコトコト炊いているところだったんですよね。

Kくんいちご食べないんです。

そして、いちごジャムも確か食べなかったと思います。(帰ってちょっとペロリはしたかもやけど)

でもね、コトコト煮詰めているいちごジャムをず〜っと見てたんです。

 

かな先生と共有しながら話してて、Kくんの嗅覚(いちごの甘い香り)と、聴覚(コトコト)、触覚(湯気のあたたかさ)が感じられて、集中してたのかな??なんて言ってて。

教室では、食べることを目的にはしていないんです。

作る過程で、五感で感じ、考える。

おやこの関係、クラスの関係、講師との関係を通して、より複雑に絡み合いながら、大人もこどもも五感で感じながら、考えている。

 

もう私は涙もろいので、涙涙で😂✨

 

ママにもLINEでお伝えすると、

 

たしかにー!見えないものを口に入れるなんて誰でも嫌ですよね!今思えば、目が見えにくいのも偏食に繋がっている=逆に言えば、食って本当に生きてる上でいろんなことに繋がっているんだなと感じます。

明日、保育園の遠足なんですけど、お弁当に何入れて欲しいか聞いたら「ブロッコリー入れてもいいよー!」って言ってくれて私嬉しくて泣きそうでした😂

明日が、毎日が!食を通して本当に楽しみです☺️✨

※ママLINE引用

 

そして次の日の遠足のお弁当は、、、、

 

 

みさき先生〜❗️お弁当ほとんど食べて帰ってきました😂😂

ブロッコリーどころか、きんぴらごぼうもほとんど食べてくれて。。。本当に嬉しくて嬉しくて写真撮ってしまいました笑

この写真は永久保存します🥺✨

 

ほとんど空っぽのお弁当箱。みさき先生はこれみて号泣。

ママがKくんに「ブロッコリーどんな味だった?」と聞いてみたら

「お花の味だった〜🌼」って🥦

プレおやこでくりちゃん先生にブロッコリーのお花見せてもらったの、覚えてるみたいです🥺✨

これがプレおやこの良さですよね。。。他では出来ない経験をたくさんさせてもらって。。。本当に本当に感謝しています!いつもありがとうございます😂✨

※ママLINE参照

くりちゃん先生はこだわり野菜の卸をしている子だから本当に野菜に詳しいお野菜博士です☺️

Kくんも興味深々でみてるのがいいね🧡

本当今回は、Kくんについてお話しをさせていただきましたが、たくさんの生徒さんから毎回のように感謝のお言葉をいただいております🙇‍♀️✨

こちらこそいつも感動のエピソードをきいて、原動力にしています✨

 

大事なお子さんとそして親御さんとcotocotoを通して、五感で感じて、考える。

cotocotoは、大きくなってもいつでも相談できる場所としてずっとあり続けるように私は代表として邁進していく次第です🙇‍♀️✨

本当いつも継続で来てくれているcotoくらぶの皆さま、いつもありがとうございます☺️

継続だからこそ、その子の良さ、特性、特徴、個性を引き出せます。

(単発の皆さんもまた来てください〜♪笑)

こうやって皆さんが食を通して感じて、考えてくれることが明日の未来に繋がるのかな〜☺️✨