🌿cotocoto通信 2025年6月号🌿

「食育月間」に寄せて、ベジブロスと“気づき”の時間

こんにちは〜

株式会社cotocotoの元木美咲です。

6月は「食育月間」。

食育に携わる私たちにとっても、1年で最も気合いが入る月でした。

🥕6月のテーマは「ベジブロス」〜野菜の出汁を学ぶ〜

5月には、昆布や鰹節を使った“和の基本”である出汁をテーマに親子クッキングを行いましたが、6月はその学びをさらに深めていく「ベジブロス(野菜の出汁)」をテーマにしたクッキングを実施しました。

「ベジブロス」とは、普段捨ててしまいがちな野菜の皮やヘタ、種などから出汁をとるエコでサステナブルな手法。今回は、子どもたちと一緒に、いつもならゴミとして処分していた野菜の“かけら”が美味しいスープのもとになる体験をしました。

味は昆布や鰹に比べると少しあっさり。でも、素材の自然な甘みや優しさを感じることができました。冷凍保存しておいた野菜の切れ端などを使うと、もっとしっかりした味わいになるのですが、今回は材料の量がやや少なめだったこともあり、少し淡めの味になったかもしれません。

それでも、食べ物の“いのち”を無駄にせず、美味しさに変えていく体験は、何よりも大きな学びになったはずです。

👦クッキングで起きた“やけど”と、cotocotoが大切にしていること

6月のクラスでは、フライパンがコンロから落ちてしまうというヒヤリとする出来事もありました。

幸い大きな事故には至りませんでしたが、こうしたアクシデントは料理ではよくあることです。

人間は生きていくために食べていますが、美味しく食べるために料理をするという手段をとっています。

手段において、昔の人は数々の危険ととなり合わせで生きていく手段をとってきました。

私たちが大切にしているのは、「危険=ダメ」ではなく、

“危険を知り、どう向き合うかを学ぶ”こと。

やけどや怪我はもちろん避けたいことですが、完全にゼロにすることは現実には難しい面もあります。(離乳食も同じ考えです)それでも、そこで「なぜ起きたのか」「どうすれば防げたか」を一緒に考えることこそ、生きる力や自分で判断する力を育てる食育の本質だと考えています。

そして、お子さんが失敗したときこそ、頭ごなしに怒るのではなく、気持ちに寄り添いながら「次はどうしようか?」と声をかけてあげてほしい。

cotocotoは、そんな関わりの中で、一人ひとりが“自分らしく活躍できる場所”を見つけていくことを目指しています。

🏫学校給食ではできなくて、cotocotoだからできること

私自身、これまでに小学校の学校栄養士や保育園の管理栄養士として現場に立ち、

現在も支援学校やこども園の社会人講師、コンサル、また学校や保育園の先生向けの研修講師を務めています。

だからこそ、現場で働く給食関係者の方々の努力や葛藤を、深く理解しているつもりです。

給食の現場では何よりも、「安全・安心・衛生的」であることが第一優先。

事故や食中毒を起こさないように、あらゆるリスクを最小限に抑える努力が日々続けられています。

これは、私が現役で勤めていた頃も、今の現場でも変わらない大切な使命です。

ただ、cotocotoでは“もう一歩深い学び”を届けられると感じています。

🍳cotocotoだからこそできる「体験と信頼」の食育

たとえば、コンロや包丁、ピーラーなどの調理器具。

学校や保育園ではリスクを考え、なかなか子どもたちに使わせることができません。

でもcotocotoでは、信頼関係を築けたお子さんに対して、保護者の方の理解と共に、段階的に「挑戦の機会」を設けています。

もちろん、怪我のリスクがゼロになるわけではありません。

それでも「危ないからやらせない」ではなく、

「危険を理解し、気をつけながら挑戦する」経験こそが、子どもたちの心と体を育てていくと信じています。

また、離乳食でも同じです。

年齢や月齢だけを根拠に「これはダメ」と一律に制限するのではなく、

お子さん一人ひとりの状態に合わせて、“その子の可能性”を一緒に見つけていく姿勢を大切にしています。

🤝cotocotoは「子どもの食べる力を、親子と一緒に育てる場所」

食育とは、知識やルールを教えるだけのものではありません。

・美味しさに気づくこと

・失敗してもまたやってみようと思えること

・親子で食卓に向き合う時間をつくること

そうした「心が動く瞬間」を、cotocotoでは丁寧に紡いでいきたいと考えています。

 

私たちは、保護者の方と連携しながら、子どもたち一人ひとりに合った“食の育ち”をサポートしていきます。

何かお困りのことや、cotocotoと一緒にできそうなことがあれば、どうぞお気軽にご連絡くださいね。

🍽料理を通じて、“自分を知る”旅がはじまる

私たちの教室は、ただ料理の技術や栄養の知識を教えるだけの場所ではありません。

それぞれの子どもたちが、自分の個性を知り、できることに気づき、挑戦して、そして失敗して、また立ち上がる。

その過程を、食を通して経験してほしい。そう願っています。

6月の食育月間を通じて、子どもたちの表情や学びに改めて心を動かされました。

今後も、こうした「心が育つ食育」を、cotocotoらしく大切にしていきたいと思います。

 

📌次回は、7月のcotocoto通信でお会いしましょう!

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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